挑戦できるまち「加賀」で、
ICT教育の蕾をふくらます。

ロールモデルとの出会いが拓く地方移住

インタビューを受ける末廣さん

 

移住者インタビュー
末廣 優太さん(Iターン)

近年石川県加賀市のICT教育の推進は目を見張るものがあり、その勢いは止まらない。2018年にふるさと納税を活用したクラウドファンディングに挑戦し、日本初のコンピュータークラブハウス設立への資金調達に成功。2019年5月に開館し、今後より一層のICT教育の深化、デジタル人財育成が期待される。

設立の立役者がNPO法人みんなのコード。この挑戦に参画するのが23歳のIターン移住者、末廣さんである。末廣さんは紆余曲折のキャリアを積み、石川県珠洲市を経てから加賀市に移住。縁もゆかりもない若者が成し遂げたい挑戦とは。また、移住を決めたある出会いについて取材しました。

(2020年5月28日インタビュー)

 

 

都市生活から一転 地方の暮らし

首都圏での生活から一転、2018年に石川県珠洲市に移住しました。初めての地方暮らしにしては極端な過疎地、それでも移住生活に満足でした。それからご縁があって、2019年春に石川県加賀市へ移住。最近まで珠洲市での仕事のため加賀市と珠洲市を行き来する石川県縦断生活でした。

昨年末に加賀市の空き家を買い、今はそこで暮らしています。住みたい賃貸が無かったのと、空き家バンクから購入すれば「移住住宅取得助成事業」で助成金を頂けたのが決め手。都会ではありえない破格の値段、リノベーション可能物件だったので悩まず意思決定しました。

 

購入された物件の写真
空き家バンクから購入した物件 堂々とした戸建
仕事をしている末廣さん
リノベーションされたオシャレ空間でテレワーク

 

この間までセルフ・リノベーションをしていましたが、最近は落ち着いて趣味を楽しんでいます。今後は本腰を入れ、やりたいことに打ち込む日々を送りたいですね。

2019年、大聖寺に『コンピュータークラブハウス加賀が開館されましたが、もっと市民の方に利用してもらうのが僕の役目なんです。

 

『コンピュータークラブハウス加賀』(通称、CCH)

テクノロジーに気軽に触れられるコミュニティ。1993年にアメリカで設立され、現在20ヵ国100か所以上に広がる。日本初の『コンピュータークラブハウス』が加賀市に導入され、10~18歳の子ども達を対象に、無料で最新のテクノロジーが利用可能。この施設を運営するのが、NPO法人みんなのコード。

 

 

ICT教育を享受できる世界へ

CCHの設立の背景に、子ども達にテクノロジーに触れる機会をより提供したい加賀市の意向と、みんなのコードの代表が意気投合したストーリーがあります。デジタル教育に対して、加賀市は積極的に動く意志を感じます。

 

ふるさとチョイス2019の写真
ふるさと納税を使ったクラウドファンディングで設立したCCH 『未来を支える部門』に選出

 

私はNPO法人みんなのコードに所属し、CCHのコミュニティ・マネージャーをしています。主な仕事内容はCCHを利用する方へのコーディネート、施設運営、イベント企画・運営です。

CCHとは「いつでも、安全に、テクノロジーに触れられる場所」、いわゆる『デジタル図書館』のようなものです。図書館に行けば最新の本に出会えたり、興味に沿ってオススメしてくれます。CCHも同様に最新のテクノロジーに出会えたり、興味を引きだしてあげる場所

具体的には3Dプリンター、レーザーカッターを使ってものづくりができたり、映像編集ソフトを使った動画制作などができます。テクノロジーに馴染みのない方には一通り説明をして、興味がありそうなものを使えるようにサポートしています。

日本初CCHがある加賀市で活動することが、「地方の教育格差」是正への挑戦です。

 

子ども達に教えている様子
丁寧に教えてくれる頼もしいお兄さん

 

また、図書館ってなんとなく心地良いですよね。みんなの居場所であり、包容力のある空間。

CCHもそんな場所、いわゆるサードプレイスを目指しています。みんなが自分の興味や創造のまま、そして他人と比較されない居場所を創ることでつながりが生まれます。「地方の教育格差の是正」と「つながりによる教育」を実現するため、CCHで挑戦中です。

 

 

挑戦を応援する環境、人

今人生を振り返ってみると、人に恵まれたと思います。

生まれてすぐアメリカに行き、小学校入学前に帰国。文化の違いで学校に馴染めず、特に英語が嫌いになりました。転機は東日本大震災があった翌年。米軍が日本にしてくれたことの感謝を伝える『キズナ強化プロジェクト』に、当時高校1年の担任から勧められたんです。それに挑戦した体験から、英語を使うのが好きになったんです。

大学は国連職員を夢みて進学、しかし次第に夢ではないと痛感。それよりも、人材系の会社でのインターンシップが面白かった。人の潜在能力を引き出すことが楽しくて、そこから教育、とくに教育格差に問題意識を持ちました。

その後、人から頂いたご縁で、ICT支援員として珠洲市地域おこし協力隊に着任。結果的に1年間だけでしたが、地方の教育格差への興味がより強くなりました。また、人のつながりによる教育にも興味が湧きました。

そして挑戦できる環境をくれた加賀市へ移住やっぱり、自分の価値を認めてくれるたのが嬉しいですね。挑戦できる場や応援してくれる人の存在が、加賀市の魅力です。

 

コンピュータークラブハウス加賀のリフォーム後
『コンピュータークラブハウス加賀』は2020年リニューアル 末廣さんの挑戦は続く

 

 

ロールモデルが、移住の手綱を引く

加賀市が挑戦できる環境なのは間違いないです。ICT教育にもいち早く着手していました。ただそれ以上に、目指すべきロールモデルの存在、これが移住を決断したポイントです。当社の代表と出会って「これが僕の目指すべき姿だ!」と、思えたんです。

代表とは珠洲市にいた頃に知り合い、その際にCCHのお誘いを頂きましたがお断りしました。その数カ月後、私から「何か力になれますか?」と連絡したところ、再度CCHのお仕事をお誘い頂きました。自分の価値を認めてもらえているんだ、と感じました。

結果的に『挑戦できる環境』と『ロールモデルの存在』が、加賀市へ移住を決めた要因でした。面白いことに加賀市は挑戦する人が多く、まさに『挑戦可能性都市』です。

 

市長とみんなのコードのお二人
みんなのコード代表の利根川さん(左)、加賀市の宮元市長(右)

 

 

デジタル文化を根付かせる5年

自分のキャリアを作るためにも、これからの5年は重要。目指すべきロールモデルを目指して、加賀市で頑張ります。何かやりたいけど踏み出せない子は是非CCHを覗きに来て欲しい。ワクワクする未来を創造する機会を提供します。

その先の展望は、加賀市でICT教育事例を作ること。同じ課題を持つ他地域へ、CCHのやり方を移出できればいいですね。僕の目指す社会は、日本の地方における教育格差の是正。加賀市が先進事例となれればと思います。

 

末廣さんイベントの様子
遠隔操作での映像ワークショップを実施した様子

 

イベントの様子、子どもに教えている末廣さん
目線を合わす所作に滲み出る人がら

唯一の悩みは同年代の友人が限りなく少ないことですね。(笑)

加賀市には20代後半の移住者は結構いますが、20代前半が少ない。同年代の移住者や、地元の方とかと気軽に集まれるような、20代前半の会とかやってみたいですね。是非、若い移住者が来てくれると嬉しいです。

 

コンピュータークラブハウス加賀 
水曜〜金曜日 15:30~20:00 土曜日 10:00〜17:00
石川県加賀市大聖寺八間道65番地 かが交流プラザさくら3階 ものづくりルーム 
clubhouse@code.or.jp 

コンピュータークラブハウス加賀HP

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