山と海と温泉が自慢の町
石川県加賀市で
野外保育を、はじめよう。

加賀温泉郷を抱く石川県加賀市は、山と海と温泉の揃った自然豊かな環境が魅力の地域です。文化資源も豊富にあり、たとえば美しい絵が特徴の「九谷焼」は、芸術教育に活かせます。また漆という樹液を塗って作られる「山中漆器」は木育にも活用できます。

一部の保育園では当たり前のように外で遊び、自然の恵みを日常的に活かしています。園内での野菜栽培や漁港訪問、食育などもにも積極的に取り組む保育園もあります。

こうした保育園は、どのように見つければ良いのでしょうか？その方法をお伝えします。まずは移住体験に参加し、加賀市の子育てを体感しましょう。お子さんと一緒に遊びながら、保育園を探すことで、子どもが地域に馴染んでいくプロセスが重要です。

保活とは？やり方は？お試し住宅を活用しよう。

「保活」とは子どもを保育園に入れるため保護者が行う活動です。より良い保育環境を求めて、情報を集めることが重要です。インターネットによる情報収集に加え、実際に園へ足を運んで見学を行うなど、やるべきことは沢山あります。

都市部など待機児童の多い地域では、保育園に入れなかった時のことの心配や、パートナーからの協力を得られないなどの理由で大変な苦労を抱えているケースもあります。子どもを預けることができず、思うように職場復帰できない、就職先を探しにくいなどの悩みを抱えている方もいます。

待機児童ゼロの石川県加賀市では、保育園に入れないということはありません。むしろ生後2ヶ月から、お子さんを預かってくれる施設もあります。それならばいっそ、地方に移住し、自然豊かな環境で、のびのびと子どもを育てよう、という方法も考えられます。

遠方での保活を行う際には、ホテルや旅館などに宿泊しなければならないのでは？と家計が心配になる方もおられると思いますが、ご安心ください。石川県加賀市には、移住希望者が無料で滞在できる「お試し住宅」をご用意しています。数日間かけて滞在しながら、保育園の見学などを行うことができます。

お試し住宅

移住体験に向けた準備
保育施設の情報を集める

まず保育園や認定こども園の候補をピックアップしましょう。石川県加賀市には26の保育園・認定こども園があります（2023年8月時点）。

各園には様々な特徴があり、野外保育や園内菜園、食育や音楽教育などを組み合わせながら、魅力的な保育環境を築いています。加賀市の自治体サイトには保育園・認定こども園の一覧が公開されています。

気になる保育施設があった際は、インターネットで検索してみましょう。各園の公式WEBサイトには、ブログなどで園の活動を詳細に紹介していることもあり、ざっと1年分、目を通すだけでも、季節を通じた取り組みを知ることができます。

また土地勘に自信のない方もご安心ください。まずは「お試し住宅」や「オンライン相談」をご利用いただき、移住コーディネーターに相談のうえ、地域の暮らしについて理解を深めながら、保育園を絞り込んでいくこともできます。

住まい、仕事、子育て環境など、何を優先して保育施設を選ぶのか、ご家族の希望も整理しながら検討していきましょう。

保育園・認定こども園の紹介記事

移住体験に行こう
保育園・認定こども園を見学する

保育施設を絞り込む方法や段取りは、何通りかあります。

⒈仕事と住まいの目途が立ち次第、通いやすい保育施設を探す。

⒉保育の取り組みを比較し、保育施設の目星を付けてから、仕事や住まいを探す。

⒊小学校、中学校、児童センター、各種施設などに近い保育園を探す。

移住を決断するうえで「仕事」「住まい」「子育て環境」などのうち、どれを重視するのかを予め整理しておきましょう。自分が何のために移住するのか？を明確にしておくことで、あらゆる場面において意思決定しやすくなります。

いよいよ保育園を見学する際には、どのような保育に力を入れているのか、各園に詳しく伺いましょう。食育、野菜作り、散歩、工作、行事、地域交流などの観点から様々な取り組みがなされています。またご自身が今住んでいる町の保育施設と比較することも重要で、園の特徴がより明確になります。

見学先の保育園に迷ったら、まずは移住コーディネーターに相談してみましょう。

お問い合わせ

一時保育を賢く活用

「一時保育」とは、保育園で一時的にお子さんをお預かりする制度です。

料金は子どもの年齢によって異なりますが、1日(食事つき） 1,500円～1,800円ほどで、私立保育園では園によっても異なります。定員には限りもあるため、気になる保育園に直接ご連絡ください。

移住検討の過程で、子どもの世話ができない状況が生じることもあります。企業見学や採用面接など、お子さんを連れて行きにくい場面でこそ、一時保育を積極的に活用しましょう。

子どもが地域に馴染めむための工夫

子どもの居場所は、保育園だけではありません。保育園以外の施設も活用しながら、子どもが地域に馴染める工夫を考えましょう。

雨の日でも遊べるよう沢山の遊具を揃えた「かがにこにこパーク」

タケノコ掘りやベリー探しなどの自然体験を企画している「橋立自然公園」

コミュニティ食堂や子どもの送迎・預かりなどの相互支援を行う「NPO法人かもまま」

石川県九谷焼美術館でコンサートや絵付け体験などを企画する「NPO法人さろんど九谷」

四季の行事、卓球、滑り台、砂場などの遊び場を提供する「児童センター」

３Dプリンタやレーザー加工機でモノづくりをできる「KAGAものづくりラボ」

また学校教育では、全国に先駆けてプログラミング教育を実施し、さらに課題解決型の探求学習として「STEAM教育」に取り組んいます。卒園したあとの教育環境も視野に入れながら、保育園を探しましょう。

１つの地域に何度も通ううちに、子どもが「ただいま」「加賀に帰ってきたよ」と口ずさむことがあります。繰り返し滞在を重ねるうちに、ご家族全員が地域に馴染み、もうひとつの故郷になっていく瞬間が訪れるかもしれません。

まずは移住体験にお越しいただき、どのような暮らしが実現できそうか、計画を立てていきましょう。遠方の方には、オンライン会議システムを用いた移住相談も承っています。お気軽にお問い合わせください。

まとめ
保育園見学までの流れ

概要
保育園を探す移住体験

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